昔、肌が緑色の子供がいたって本当!?
その子供達は、僕達人間と同じような感じではなかったんだ!!
まさか、ナメック星人?
もう少し詳しく説明するね!!
このお話は、イギリスの年代記に書かれているもので、修道士によって書かれたものとされています。
そして驚くことに、登場する2人の子供達の肌の色が、なんと緑色だったのです。
これ以外にも、この子供達には不思議な内容が多く、実際にどこから来たのか、人間だったのかなどがいまだに解明されていません。
どのような物語なのか、どんな説があるのかなど説明していきます。
ウールピットで発見されたグリーンチルドレンの物語
出典:THE LINEUP
12世紀頃に、イギリス・サフォーク州のウールピット村で、狼の罠の穴に落ちた男の子と女の子が発見されました。
この子供達は、聞いたこともないような言語を話し、着ている服が奇妙なもので、肌の色が緑色をした子供達でした。
発見後、子供達は保護され食事も与えてもらいました。
しかし、人間に対する警戒心があったのか、数日間は一切食べなかったそうです。
ところが、ソラマメを見つけた途端、貪るように食べたそうなのです。
しかし、男の子は病気にかかり亡くなってしまいます。
一方、女の子は英語を覚えたのでどこから来たのか聞くと、自分達は地下世界にある聖マーティンから来たと言いました。
さらに、そこは全身緑色の人達が住んでいて、太陽の光は届かず、常に朝焼け・夕焼け時のような薄明りな場所だと言いました。
しかし、地上には聖マーティンという場所はどこにもなかったのです。
また、どのように来たかは分からず、家畜を追っているうちに洞窟へと入り込んでしまい、鐘の音が鳴る方へと歩いていたら、ウールピットに辿り着いたとの事です。
そして、後に女の子は洗礼を受け「アグネス・バリー」という名前を貰い、結婚もしたそうです。
しかし、聖マーティンに戻ることはありませんでした。
似たような話がスペインでも
1887年、スペインのバンホスという村の近くの洞くつで、肌の色が緑色の男の子と女の子が発見されました。
ウールピットの子供達と同じように、スペインでは知らない材質の奇妙な服装で、聞いたこともない言語を話していたそうです。
大きく違う点は、スペインの子供達は両目がアーモンドのような形だった事と、ウールピットの女の子はしっかりと成長し結婚まで果たしたが、スペインの女の子は5年後に亡くなってしまったという事です。
それ以外の話の内容は、ウールピットとほとんど同じです。
約700年の時を経て、ほとんど同じような出来事が起こったというのは、何とも不思議な事です。
子供達についての説
このような不思議な出来事には、いろいろな説が出てきますよね。
個人的には、おそらくこの子供達は「ナメック星」から来たのではないかなと思っています。
それでは、いくつかの説を紹介していきます。
低色素性貧血説
低色素性貧血になると、赤血球が通常よりも薄くなるため肌の色が緑っぽく見えるそうなのです。
つまり、子供達は低色素性貧血のため肌が緑色だったのではないかという説です。
低色素性貧血になると、全身緑色になってしまうのでしょうか。
移民の子供説
ウールピットの近くにはフォーンハム・セント・マーティンという村がありました。
またそこは、度々鐘を鳴らすベリー・セント・エドマンズという村から数マイルほどの距離にあったそうです。
そして、12世紀後半頃にイングランドで戦争が起こりました。
この戦争によって孤児となってしまった子供達が、飢えに苦しみながら彷徨い、ベリー・セント・エドモンズで鳴らしていた鐘の音の方へ歩いていると、ウールピットに辿り着き迷い込んでしまったのではないかという説です。
たしかにありそうな説ですよね。
女の子がここから来たと言っていた「聖マーティン」とも名前が似ていますし、孤児で彷徨っていれば貧血にもなってしまいそうですよね。
ただ、地下世界というのは一体何なのでしょうか。
パラレルワールド説
未確認生物研究家のカール・シャッカー博士は、次元間を繋ぐ扉を偶然通ってしまい、並行世界からこっちの世界へとやって来たのではないかと考えていたそうです。
つまり、パラレルワールドの子供達と言う事です。
パラレルワールドの住民なら、肌の色が緑色でもおかしくはなさそうですよね。
宇宙人説
イギリスのオックスフォード大学の学者ロバート・バートン博士は、子供達は金星か火星からやってきたと言っています。
また、天文学者で作家のダンカン・ルナンは、物質転送装置の故障によって自分達の惑星からウールピットへ偶然送られたと言っています。
さらに、ダンカンいわく聖マーティンは太陽(僕達が見ている太陽ではない太陽)と同期軌道(軌道の中心となる重力体の自転周期と、軌道を描く物体の公転周期が同一になる軌道のこと)にある惑星なのではないかとも言っていて、聖マーティンが太陽と同期軌道ならば、太陽が当たる面とその裏側の地域の間は薄明りになるそうなのです。
宇宙人なら、どんな姿でもどんな言語で話していても不思議ではありません。
地下世界とはどういう事なのか?
女の子は「地下世界から来た」と言っていました。
地下世界と言えば、地球空洞説が思い浮かびます。
地球空洞説にはいろいろな考え方がありますが、形はどうであれ基本的には地球の内部に空洞空間があるという説です。
そして、その地球の内部には僕達とは違う生命体がいるのではないかという話です。
地下世界に偶然辿り着いた事があるという人物もいます。
この地球空洞説を正しいとするならば、ウールピットやスペインに現れたグリーンチルドレンは、もしかしたら地球の内部に住む生命体だった可能性があるわけです。
それなら、子供達が言っていた「地下世界から来た」と言う事に納得ができます。
しかし、あの有名な「アイザック・ニュートン」の万有引力の法則で、地球空洞説は思いっきり否定されていて、一般的には地震波などを基に地球は「地殻→マントル→核」の順で層となってできているとされています。
ただ、実際に地球の内部に行った人がいないため、目で見て確認したわけではなく、物理的な考えや統計データなどによって、このようになっているのではないかという想像によるものです。
もちろん、地球空洞説も想像によるものですが、惑星や宇宙に関しては人知を超えた事があっても不思議ではないかと思います。
まとめ
12世紀頃、イギリス・サフォーク州のウールピットで発見されたグリーンチルドレンは、聞いたこともないような言語を話し、着ている服が奇妙なもので、肌の色が緑色の状態でした。
さらに、地下世界にある聖マーティンから来たと言い、そこは全身緑色の人達が住んでいて、太陽の光は届かず、常に朝焼け・夕焼け時のような薄明りな場所だと言っていました。
このように、あまりにも不思議な出来事だったため、いろいろな説があり、実際にどこから来たのか、そもそも人間だったのかなどもいまだに分かっていません。
また、約700年後にスペインでも似たような出来事があったそうです。
もしかしたら、今現在もどこかにいるのかもしれませんね。
グリーンチルドレンも面白いけど、地球空洞説も気になる!
まさにピッコロだよね!
地球空洞説は前から気になってるんだ!!
もし地球が空洞なら行ってみたいなぁー!
探検家になろうかな!それじゃまたね!
じゃ、バイバーイ!